2025年12月9日(火)

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岸田政権では増税に反対 高市首相が「容認」に転じ たワケ

毎日新聞
2025/12/5 21:39
(最終更新 12/8 15:32)
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政府税制調査会で発言する高市早苗首相(右から 5人目)=首相官邸で2025年11月18日午後4時20 分、平田明浩撮影

 自民党は5日、防衛力強化のための増税の うち、所得税について2027年1月から実施す る方針を固めた。「積極財政」を掲げ、これま で増税に慎重とみられていた首相も容認に転 じた。ただ、連立を組む日本維新の会は野党 時代に増税に反対した経緯があり、合意に向 けた調整が続いている。

「もっと増やさないと」

 「防衛費をもっと増やさないといけない。3年前とは局面が変わった」

 政府関係者によると、首相は最近、周囲にこう漏らしたという。

 3年前とは、2022年12月のことだ。当時の岸田文雄政権は「国家安全保障戦略」 など安保関連3文書を閣議決定し、防衛関連予算を27年度に国内総生産(GDP)比 2%に増額し、23~27年度の防衛費を43兆円程度に増やすことを決めた。同時に、 将来の財源を確保するために、法人、所得、たばこの3税を段階的に引き上げ、27 年度までに1兆円超を確保する方針を確認。増税開始は「24年以降の適切な時 期」、「27年度に向けて複数年かけて段階的に実施する」とした。

 だが、当時経済安全保障担当相を務めていた高市首相は、これに反発していた。 閣議決定の6日前に…